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DX支援のイジゲングループをグループ会社化 西日本FH


週刊経済2023年1月11日発行(合併号)

デジタルソリューション機能を拡充

㈱西日本フィナンシャルホールディングス(以下西日本FH、福岡市博多区博多駅前1丁目、村上英之社長)は12月20日、DX(デジタル変革)支援を展開するイジゲングループ㈱(大分市金池町2丁目、鶴岡英明社長)の株式49・9%を取得し、持分法適用会社としてグループ会社化した。
西日本FHグループは国内地銀上位の西日本シティ銀行を中核に、多様かつ特長あるグループ会社が一体となって顧客企業への伴走型企業支援に注力しており、その支援体制を強化する一環。コロナ禍の長期化やそれに伴うデジタル化・DXの加速、SDGs/ESG経営の重視など目まぐるしく経営環境が変化を続け、特にデジタル化・DXが世界的な潮流となる中、DXコンサルティングやデジタル技術を活用したサービス開発(UI/UXの開発など)に強みを持つイジゲングループをグループ会社化することで、グループの取引先を含む地域の顧客に対して、コンサルティングを起点としたDX支援を展開し、より多くの顧客の課題解決に貢献していく。
イジゲングループは2020年10月設立。資本金4755万円。従業員28人。DXコンサルティングやシステムなど開発・保守を展開する。
西日本FHでは22年10月5日に、九州最大手の総合リース会社、㈱九州リースサービス(福岡市博多区博多駅前4丁目、礒山誠二社長)と地場大手の情報システム開発会社、㈱シティアスコム(同市早良区百道浜2丁目、藤本宏文社長)の普通株式の一部を取得し、それぞれ持分法適用会社と連結子会社としてグループ会社化していた。