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景況判断指数は前期比4ポイント増の6・9に  福岡財務支局    7月―9月期の法人企業景気予測調査


 福岡財務支局が9月11日に発表した今年7月から9月期の法人企業景気予測調査によると、景況判断は前期(今年4月―6月期)比4ポイント増の6・7で上昇した。
 業種別では製造業が前期比4ポイント減の2・2と上昇幅が縮小したものの、非製造業が卸売業、小売業、不動産業などを中心にプラスに転じたことで前期比3ポイント増の4・5に上昇した。
 企業規模別では資本金10億円以上の大企業が前期比6・5ポイント増の7・9、資本金1億円以上10億円未満の中堅企業が8.9ポイント増の16・6とプラス幅が上昇した一方、資本金1000万円以上の中小企業は前期比3・6ポイント減のマイナス4・3とマイナスに転じた。
 企業収益の見通しでは、13年度の売上高は全産業で前年比3・7%増(製造業2・2%増、非製造業4・8%増)と増収、経常利益は製造業が前年比3・2%減となるものの、非製造業が同19・7%増となることから前年比9・8%の増益見通しとなっている。
 また、今年度の設備投資の見通しは、製造業で前年比22・6%増、非製造業では同48.1%増ともに前年を上回る見通しとなっているほか、従業員数判断も前期比2・5ポイント増の8・4と上昇しており、「不足気味」の幅が拡大している。