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前年同月比8・9%増の171億9116万円 福岡市内4百貨店の10月売上高


週刊経済2022年12月13日発行

13カ月連続のプラス

福岡市内4百貨店の10月売上高は、前年同月比8・9%増の171億9116万円で13カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が11月24日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では身の回り品が49億円(20・3%増)、衣料品が41億5千万円(4・6%増)、雑貨が39億9400万円(4・5%増)、食料品が30億8400万円(5・6%増)、家庭用品が3億8200万円(10・8%増)、食堂・喫茶が1億8100万円(13・3%増)。コロナウイルスの感染状況が落ち着いたことによる入店客数の増加や、ギフト需要の増加による県外客の増加もあったという。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(12店舗)では178億1091万円(4・7%増)で3カ月連続のプラスとなった。商品別では衣料品が58億4千万円(3・9%増)、食料品が47億910万円(3・7%増)、雑貨が30億1千万円(4・9%増)、身の回り品が25億7400万円(11%増)、家庭用品が8億5200万円(7・9%減)、食堂・喫茶が4億4300万円(8・2%増)だった。
全国の売上高は、前年同月比11・4%増の4281億円と8カ月連続のプラスだった。また、入店客数は9・4%増え、商品別では気温低下や旅行需要などから、秋冬アイテムの動きが本格化し好調に推移した。

表はこちらから。