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京都市のクリーンベンチャー21から朝倉市の太陽光発電所購入 西部ガスグループのエネ・シード


週刊経済2022年12月13日発行

発電規模は約1・3MW

西部ガスグループの再生エネルギー事業会社、エネ・シード㈱(福岡市博多区千代1丁目、有吉雅英社長)は、㈱クリーンベンチャー21(京都市、室園幹男社長)から太陽光発電所(朝倉市)を購入し、12月2日から「エネ・シード朝倉太陽光発電所」として運用を始めた。
場所は同市上秋月字町分1589番。発電容量は約1・3MW。想定年間発電量は約144万kWh/年(一般家庭約400戸の年間電力使用量に相当)。譲渡価格は非公表。西部ガスグループは2012年4月にエネ・シードを設立、福岡県や長崎県などで太陽光発電所16カ所、北九州市で風力発電所1カ所を運営して再生可能エネルギー事業に取り組んでおり、グループの再生可能エネルギー発電容量の合計は50・1MWとなった。
西部ガスグループでは中期経営計画「Next 2024」において、2024年度での再生可能エネルギー発電容量75MWの達成を目指しており、「今後も2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを一歩ずつ着実に実行することを通じて、地域社会の持続的発展に貢献できるよう努めていく」としている。