マリンレジャー事業の会社を設立　南区の井上剛さん

Tag:

週刊経済2022年12月6日発行

博多湾でナイトクルーズ

福岡市南区在住の井上剛さんは１１月１日、マリンレジャー事業の会社㈱ＳＷ（エスダブリュー）を設立した。
本社は井上さん所有の那珂川市後野のバイクガレージに置く。資本金は１００万円。従業員数は１人。決算期は１１月。社長には、井上さんが就いた。最初の事業として、２０２３年４月から貸切チャーターによるナイトクルージングを開始する。同市中央区港２丁目のかもめ広場を出発後、荒津大橋を経由して福岡ＰａｙＰａｙドームや福岡タワーなどを観覧する３０分コース、そのままマリノアシティまで運航する１時間コースの２コースで、料金はそれぞれ１組税別１万円から、税別２万円からの予定。両コース共にかもめ広場に帰港する。１組最大８人までで、乗船定員数は１０人。不定休で１日３～４本運航し、悪天候時は運休。今後はサップ、無人島探索、シュノーケリングなどのマリンレジャーも随時運用するほか、来年からは本社を置く那珂川市のガレージで単発、サブスクリプション型（月額制契約）のバイクレンタル事業も開始予定。
井上社長は福岡市出身。１９８５年３月１１日生まれの３７歳。福岡こども短期大学保育学科卒。趣味はマリンレジャー全般。南区和田１丁目でバイクの販売店「モトハウスパドック」を営業している。
井上社長は「まだ知られていない博多湾や糸島の魅力を、県内外のみなさまに体験していただければ」と話している。