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売上高は14・5%増の31億6800万円 HYUGA PRIMARY CARE中間期


週刊経済2022年12月6日発行

今期増収増益へ

在宅訪問調剤薬局「きらり薬局」などを運営するHYUGA PRIMARY CARE㈱(ヒュウガプライマリケア・春日市春日原北町2丁目、黒木哲史社長)の2023年3月期中間決算は、売上高が前年同期比14・5%増の31億6800万円、経常利益が18%増の2億6300万円で増収増益だった。
主力の「在宅訪問薬局事業」では当期中に2店舗を開局し、同期末時点で38店舗に。高齢者施設との連携が進み、在宅患者数が8208人(前年同期比9・2%増)と好調に推移したことで同事業売上高は13・3%増の27億9900万円。また、中小規模の薬局と提携し在宅薬局の運営ノウハウを提供する「きらりプライム事業」では加盟法人数514社(同313社)、加盟店舗数1439店舗(803店舗)と伸長。同事業利益が40・9%増の1億5900万円と収益をけん引した。
同社では、きらりプライム事業を事業展開の中核に据え、加盟店の在宅型薬局運営を支援するサービスを拡充。期首予想に変更はなく、今期売上高は9・2%増の63億1600万円、経常利益が16・6%増の5億9千万円で増収増益を見込む。