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売上高は44・9%増の173億円 九州リースサービス中間期


週刊経済2022年12月6日発行

リース事業や不動産事業が好調

総合リースの㈱九州リースサービス(福岡市博多区博多駅前4丁目、礒山誠二社長)の9月連結中間決算は、売上高が前年同期比44・9%増の173億4千万円、経常利益が36・7%増の24億2100万円で増収増益だった。
営業利益は37・3%増の24億900万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は約2倍の37億5200万円。主力のリース売上高の増加や連結子会社での大口の不動産販売収入を含め不動産事業が好調だったことから売上高は順伸し、増収増益となった。
セグメント別では、リース・割賦事業は新規取扱高が好調に推移したことに加え、前期に取得した航空機のリース料収入の増加などから売上高は94億700万円(7・1%増)だった。不動産事業は大口の不動産販売収入の計上などから売上高は約4倍の62億700万円と大きく伸びた。ファイナンス事業は営業貸付金の利息収入などが増えて売上高は8億4600万円(4・3%増)に。フィービジネスは自動車関連の手数料収入および保険代理店収入が増えて売上高は2億3700万円(5・8%増)だった。環境ソリューションは前期に取得した太陽光発電所の収益貢献により売上高は5億7500万円(10・0%増)だった。
通期では売上高が360億円(21・8%増)、経常利益が50億円(51・6%増)の増収増益を見込んでいる。