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貨物専用機の北九州発着路線は東京と沖縄に 日本航空とヤマトHD


週刊経済2022年11月29日発行

24年4月運航の貨物専用機

日本航空㈱(東京都品川区、赤坂祐二社長)とヤマトホールディングス㈱(同中央区銀座、長尾裕社長)は11月22日、2024年4月から運航を開始する貨物専用機の運航路線と便数を発表、九州の拠点と位置付ける北九州の発着路線は、東京と沖縄の2路線となった。
両社は安定的な輸送力確保やサービス品質の維持・向上、地域活性化などの社会課題の解決に向け、東京(成田・羽田)、札幌(新千歳)、北九州、沖縄(那覇)の4空港に貨物専用機を運航する準備を進めてきた。今回、東京―北九州、東京―札幌、東京―沖縄、沖縄―北九州の4路線で、1日あたり21便の運航を計画している。使用機材はエアバスA320ceoP2F型機。1機あたりの最大搭載重量は10トントラック約5台~6台分に相当する1機あたり28トン。3機のうち、2機は受領を完了しており、残り1機は来年2月に受領する予定。運航会社は当初予定していたジェットスター・ジャパン㈱からJALの連結子会社、スプリング・ジャパン㈱に変更する。