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売上高は0・2%増の259億2900万円 ゼンリン中間期


週刊経済2022年11月29日発行

通期予想は増収増益

住宅地図メーカーの㈱ゼンリン(北九州市戸畑区中原新町、髙山善司社長)の23年3月期中間期連結決算は、売上高が259億2900万円、経常損失は9億8200万円(前年同期は3億2200万円)となった。
オートモーティブ関連において自動車の生産調整の影響などにより、カーナビゲーション用データの販売が減少したが、IoT関連のソリューションサービスなどが伸長。一方で、売上高の構成変化による売り上げ原価や位置情報の精度向上に係る地図データベース整備費用などが増加した。加えて社会経済活動の正常化が進む中、営業活動費用も増えたことで、赤字幅が拡大している。
通期は売上高が2・4%増の605億円、経常利益は5・1%増の32億円を見込んでいる。