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資金調達費用増などで経常利益16%増 筑邦銀行中間期


週刊経済2022年11月22日発行

通期純利益は7億円を見込む

㈱筑邦銀行(久留米市諏訪野町、佐藤清一郎頭取)の22年9月の中間連結決算は、経常収益が前年同期比2・8%増の87億800万円、経常利益が同16・4%増の9億2800万円の増収増益となった。
役務取引等収益が減少したが、預け金利息の増加により資金運用収益が増加したことに加えて、貸倒引当金戻入益を計上したことなどから増収。利益面では預金利息の増加により資金調達費用が増加したことに加えて、国債等債券償却を計上したことなどから増益となった。中間期利益は21・7%増の6億円。
通期では経常収益が前年同期比1・1%減の170億7千万円、経常利益が同2・2%増の11億円、当期純利益が24・1%増の7億円の減収増益を見込んでいる。