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売上高が過去最高の361億700万円 新日本製薬9月期


週刊経済2022年11月22日発行

経常も上場以来最高益

化粧品、健康食品、医薬品の企画・販売の新日本製薬㈱(福岡市中央区大手門1丁目、後藤孝洋社長)の2022年9月期連結決算は、売上高が前年同期比5・5%増の361億700万円、経常利益が2・1%増の34億8700万円だった。
売上高は、卸売、海外販売事業がコロナ禍による販売活動の制限が影響し当初計画に未達だったものの、新商品「クッションファンデーション」の販売好調や、若年層向けスキンケアブランドの認知度向上などで、過去最高。利益面ではマーケティング投資の効率化とオペレーションコストの低減を進めたことが奏功し、19年6月の東証マザーズ上場以来最高益となった。なお、営業利益は2・9%増の35億2200万円、当期純利益は1・4%増の23億5700万円だった。
23年9月期は、新商品の投入や、ヘアケア新ブランドのローンチ、ECモールと卸売販売を融合した新たな事業モデルの確立などを進め、売上高が5・2%増の380億円、営業利益が1・1%増の35億6千万円、経常利益が0・5%減の34億7100万円を見込む。