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JFS‐Aを認証取得 楽天地


週刊経済2022年11月15日発行

博多区の食品工場が

もつ鍋専門店運営の㈲楽天地(福岡市中央区天神1丁目、水谷崇社長)の食品工場が10月19日、(一社)食品マネジメント協会(東京都中央区、大羽哲郎理事長)が定めるJFS‐Aを認証取得した。
JFS‐Aは、比較的規模の小さい食品事業者が国際基準の食品安全管理の基礎を構築するためもので、わかりやすく取り組みやすいHACCPを実現し、安全レベルを向上させることが出来る。組織が安全な食品製造を向上させるために使用できる規格。認められたのは、もつ鍋セットやスープの生産を担う自社工場「フードファクトリー」(同市博多区築港本町)で常温、冷蔵、冷凍の3タイプの加工に対応している。取得に向けて今年1月から専門チームを作り、コンサルタントのサポートの下、工場内の業務の見直し、帳票や手順書の作成、それに基づいた現場での実践などを進めてきた。
水谷社長は「安全管理の意識を向上させてきた。次はより高度なJFS‐Bの認証取得に挑戦する」と話している。
同社は1977年創業、84年設立。資本金1千万円。従業員150人(アルバイト等含む)。2022年2月期の売上高は7億8千万円。