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売上高は1・4%増の109億6300万円 ダイショー中間期


週刊経済2022年11月15日発行

コラボ製品などが伸長

大手調味料メーカー、㈱ダイショー(福岡市東区松田1丁目、阿部孝博社長)の2023年3月期中間決算は、売上高が前年同期比1・4%増の109億6300万円、経常利益が同49・6%減の2億8700万円で増収減益となった。
有名店とコラボした「名店監修」シリーズが液体調味料、鍋スープ類の売り上げをけん引したほか、「スープはるさめ」、「オート ミールde」シリーズが堅調だったその他調味料類や、精肉向けの業務用オイルソースの販売も好調で10期連続の増収。しかし原材料価格や燃料価格の上昇の影響が大きく、営業利益は50・3%減の2億8100万円、純利益は52・6%減の1億8千万円と、経常益とともに大幅な減益となった。
通期は売上高が232億円(2・3%増)、営業利益が8億5千万円(1・3%減)、経常利益が8億5千万円(2・4%減)、純利益が5億4千万円(3・9%減)の増収減益を見込んでいる。