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廃油再利用のバイオディーゼル燃料の実証実験 第一交通産業


週刊経済2022年11月8日発行

11月1日から1年間

第一交通産業㈱(北九州市小倉北区馬借2丁目、田中亮一郎社長)は、11月1日から軽油の代替燃料として天ぷら油など廃食用油を再利用した100%バイオディーゼル燃料(BDF)の実証実験を始めた。
カーボンニュートラルへの取り組みの一環で、粕屋郡新宮町の西田商運㈱(西田眞壽美社長)のグループ会社・㈲ヘリオスが製造するBDFを使用。西田商運グループでは2007年から研究を進め、BDFの製造に成功し、自社トラックに活用している。実証実験では福岡市東区香椎照葉3丁目の㈱第一交通アイランドシティ営業所で、ディーゼル車両のワンボックス車1台を使って時間貸しの車両として運行。車両はトヨタ・ハイエース・ディーゼル車両で、期間は1年間。検証結果を受けて、沖縄地区バス部門への活用を検討する。