筑紫野市原田４丁目に九州事務所開設　愛知のエヌティーツール

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週刊経済2022年11月8日発行

国内５カ所目の拠点

工作機械用ツーリングおよび周辺機器製造・販売のエヌティーツール㈱（愛知県高浜市、太田智広社長）は１０月３日、筑紫野市原田４丁目に九州事務所を開設した。国内では５カ所目の拠点。
同社は工作機械用ツーリング（金属素材を扱う工作機械に切削工具を取り付けるためのアダプター）を主力商品として、自動車メーカー・自動車部品関連を中心に取引先を展開しており、今回、半導体関連ユーザーへの新規開拓を目的に開設した。また、これまで広島営業所が出張ベースで担っていた九州地域のフォローも強めていく。場所は県道６０３号原田停車場津古線沿いの西鉄バス停「原田郵便局前」そば。大分自動車道や長崎自動車道に接続する鳥栖ジャンクションに近いなど九州各地へ移動しやすい。同社では「九州地域で迅速且つきめ細かいサービスを提供していきたい」と話している。
同社は１９７６年４月設立。資本金３千万円。ツーリングを規格品で約４万５千種と豊富にそろえ、特殊品の要望に柔軟に対応できるオーダーメイドの実績も強みとしている。国内では愛知本社・工場のほか、東京営業所、大阪営業所、広島営業所、飯田工場（長野県）を置き、海外ではアメリカ、ドイツ、中国、タイ、インドネシア、メキシコに拠点を展開している。