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23年5月期中間決算予想を上方修正 室町ケミカル


週刊経済2022年11月8日発行

経常利益は前回予想の約2倍に

医薬・化学品製造・販売などの室町ケミカル㈱(大牟田市新勝立町、青木淳一社長)は10月14日、2023年5月期中間決算の業績予想の上方修正を発表した。
売上高は前回発表予想の29億円から3・4%増の30億円、経常利益は8千万円から約2倍の1億7500万円に上方修正。輸入原薬が好調を維持し、仕入価格の上昇についても販売価格への転嫁が進んだことや、当初予想より円安の影響が抑えられたことなどから、売上高と経常利益ともに前期発表を上回る見込みとなっている。
通期業績予想については下期動向を精査中のため、当初予想のまま据え置きとしている。
同社は1947年7月設立、資本金1億4300万円。従業員数270人、売上高は56億8100万円(22年5月期)。