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アイランドシティに14階建て分譲マンション  エストラスト    県内7棟目、同社最大規模


 山口県を中心に中国、四国、九州エリアで展開するマンションデベロッパー株式会社エストラスト(下関市椋野町、笹原友也社長)はアイランドシティに14階建て分譲マンションを建設する。県内では、来年5月完成予定の春日市の物件を含め7棟目となる。
 場所は東区香椎照葉3丁目、リーフラススポーツ照葉隣で、現在は駐車場として利用されている。敷地面積は5843平方m。建物は14階建て延床面積1万7400平方m。戸数は148戸で、これまでの同社開発物件でも最大規模となる。物件は同社が展開する「オーヴィジョン」シリーズで、太陽光発電システムやオール電化、LED照明などを導入し環境負荷を低減するスマートマンションとする計画。来年春に着工、同時期に販売開始を予定している。販売価格帯は未定。完成予定は2015年9月。
 同社企画開発部の幸松恭平さんは「市内でも人口が増えている東エリアには注目していた。照葉地区は幼稚園や保育園、小中学校があり子育てのまちとしての魅力を備えている。医療機関や福祉施設の集積も進み、商業施設開発なども計画されていることから、ファミリー層を中心にシニア層なども取り込みたい」と話している。
 同社は1999年1月設立。資本金は3億5662万円。13年2月期の売上高は86億3800万円。東証マザーズ上場。従業員は45人。マンション供給実績は60棟、2812戸。