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玉名郡のメガソーラーが稼働  キューコーリース    今後計50MW規模計画


 株式会社キューコーリース(福岡市中央区高砂2丁目、後藤和雄社長)は株式会社九電工(同町)、JFEエンジニアリング株式会社(東京都)と共同で、9月末から熊本県玉名郡名石浜のメガソーラー発電所を稼働させた。
 3社が共同出資して2月に設立した株式会社九州シャインエナジー(福岡市中央区天神1丁目)が主体となって運営する。場所はJFEエンジニアリングのグループ会社が所有する熊本県玉名郡名浜町の遊休地。設置面積は1万8178平方mで、約7200枚のパネルを設置。一般家庭約500世帯分の年間消費電力に相当する182万kWhを年間発電する。発電所はキューコーリースがアセット・マネジメントと資金調達、JFEエンジニアリングが設計・施工、九電工が稼働後のオペレーションとメンテナンスを担当。資金は金融機関からノンリコースローン(非遡及型融資)で調達した。同社では「2015年度までに全国各地で計50MW規模の発電所を建設したい」と話している。
 キューコーリースは1988年7月設立。資本金は27億5992万2140円。12年1月にオリックス株式会社を引受先とした第三者割当増資を行い、オリックスが90%、九電工が10%の株式を保有する形となっている。