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南部エリア、大橋駅を乗り継ぎ拠点に路線編成  西日本鉄道    通勤時間帯の速達性や定時性・利便性を改善


 西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)は11月2日、「西鉄大橋駅」(南区大橋)を乗り継ぎ拠点とした路線編成に南部エリア(三宅・老司・弥永地区、那珂川町)のダイヤを改正する。
 今回、南部エリア~天神エリア(日赤通り・渡辺通り経由)間を直通運行するバス路線〔主に49番、62番〕の大部分を大橋駅起終点へと切り替え、南部エリアへの“都市周辺部路線”と天神エリアへの“都心部路線”をそれぞれ運行する形態に変更。都市周辺部~大橋駅間の便数は原則維持しつつ、大橋駅~天神間の運行間隔を約8分間隔(ラッシュ時は4分間隔)と、等間隔にすることで“わかりやすい”運行ダイヤとする。さらに朝の通勤時間帯には速達性の高い急行系統を増便し、定時性・利便性に優れた路線バスを目指す。
 従来の交通系ICカード「ニモカ」による乗り継ぎ割引サービスに加え、大橋駅バス停で1回乗り継ぐごとに100ポイントを付与するサービスを開始。乗り継ぎ利用の場合、従来の運賃に比べ実質安くなる(一部直通運賃と同額の区間がある)。大橋駅バス乗り場では、南部エリア方面への乗り場を統一するほか、天候や待ち時間を気にせず快適に利用できるように上屋を今後増設する。バス車内では、前方の液晶画面でバス乗り継ぎ情報を案内するという。