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不動産事業を子会社のケイ・エル・アイに承継 九州リースサービス


週刊経済2022年10月25日発行

西日本FHとの「資本・業務提携契約」に伴い

総合リースの㈱九州リースサービス(福岡市博多区博多駅前4丁目、礒山誠二社長)は、10月1日付で不動産事業などの一部事業を吸収分割方式により100%子会社の㈱ケイ・エル・アイ(同区住吉3丁目、小島公孝社長)へ承継した。
同社が㈱西日本フィナンシャルホールディングス(西日本FH、村上英之社長)との「資本・業務提携契約」により、持分法適用会社になったことに伴うもの。銀行法上、銀行持株会社が議決権の15%を超えて出資する会社が営むことができない事業を同社から切り離す必要があったことから、不動産事業の一部業務などをケイ・エル・アイに承継させた。分割方式は九州リースサービスを吸収分割会社とし、ケイ・エル・アイを吸収分割承継会社とした吸収分割。分割した業務は不動産リース業務、車両の販売業務、不動産賃貸および不動産販売業務、生命保険の募集業務、売電業務並びに倉庫業務に係る事業。分割する部門の売上高は106億700万円(2022年3月期)。