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冷凍海鮮ちゃんぽんを発売 柳川冷凍食品


週刊経済2022年10月18日発行

全国量販店などで販売

水産卸・食品加工業の柳川冷凍食品㈱(柳川市西蒲池、藤木尚文社長)は9月1日、冷凍海鮮ちゃんぽんを発売した。
商品名は「【魚屋が】鯛だし海鮮ちゃんぽん」。長崎県産鯛のアラから抽出したエキスを使用した、コクと旨味のあるスープが特徴。エビ・イカ・アサリの3種類のシーフードのほか、国産キャベツ、紅白蒲鉾、きぬさやを混ぜ合わせた。麺はブレンドした小麦を使用し、もちもち食感でスープとなじむよう工夫したという。調理方法は冷凍のまま沸騰したお湯(400㏄)に入れ軽くほぐしながら約4分加熱。1袋280gで、価格は540円(税込み)。全国の量販店、本社敷地内直売所、LINE通販、冷凍自販機で販売する。
釜綾加工製品販売課課長は「これまで業務用の卸を主軸にしてきたが、2019年10月から、自社の知名度向上につなげるべく市販用の商品を開発した。47都道府県、全国のスーパーに自社商品を流通させたい」と話している。
同社は1972年10月設立。資本金1千万円。決算期8月。従業員98人。