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古民家再生事業に参入 大匠建設


週刊経済2022年10月18日発行

第1弾は那珂川市別所で古民家を活用

内装業の㈱大匠建設(那珂川市恵子1丁目、井上真一社長)は12月から、古民家再生事業に参入する。
空き家を取得・活用し、社会問題の空き家問題の解決につなげる考え。第1弾として、昨年取得した那珂川市別所の古民家を改装中で、年内から当面の間、同社の造作家具を展示するショールームとして活用する。将来的にはカフェや民泊事業者を誘致する方針。場所は同市別所の井尻公民館そば、同社の木工製品製造工場・那珂川工房の西側。敷地面積は1155㎡。建物は2階建てで延べ床面積231㎡。井上社長は「空き家活用の事例として発信していく。今後も空き家のさらなる取得を視野に入れている」と話している。
井上社長は福岡市出身。1965年12月8日生まれの56歳。福岡工業高校卒。趣味はラグビー鑑賞、ゴルフ。現在は(一社)福岡県中小企業家同友会の博多支部長、環境経営委員長を務めている。
同社は1990年7月創業。95年2月設立。資本金3千万円。従業員33人。