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4億円かけ天神店を大規模リニューアル  インキューブ    美容、健康雑貨拡充


 雑貨店を展開する株式会社インキューブ(福岡市中央区天神2丁目、楳木賀久社長)は来年3月上旬、約4億円をかけ天神店(同)の全フロアをリニューアルする。
 コンセプトは「『ときめきを感じる』、『居心地のよい』店舗づくり」で、パーティー用品などの売り場を縮小し、売上増を見込める美容・健康雑貨、文具などの売り場を拡充する。売場面積は一部テナントが抜けるため、4148平方m(改造前5206平方m)に縮小。商品を集積するだけの陳列方式を縮小し、テーマに沿った編集型陳列方式を導入することで、アイテム数を約20万点から約16万点に絞り込む。また、各階エスカレーター横に休憩スペースを設置するほか、店舗内の通路網を拡張することで、来店客の店内滞在時間や回遊性を高める。改装工事は来年1月上旬から開始し、3月上旬にM3階、3階、7月上旬に4階、5階、8月上旬に2階を順次オープンする。同社では「改装後は各フロアに女性責任者を配置することで、きめ細やかなサービスを実施する。学生からファミリー層まで幅広い客層に利用してもらえる店舗にしたい」と話している。
 同社は1999年2月設立。資本金は5000万円。従業員は120人。西日本鉄道の100%出資子会社で、県内に天神店、久留米店、木の葉モール橋本店、県外ではパークプレイス大分店、させぼ五番街店を展開している。