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上期経常利益は過去最高の35億1600万円 イオン九州


週刊経済2022年10月18日発行

営業収益は2359億9100万円

イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)の8月中間決算は、売上高に賃料収入を加えた営業収益が前年同期比1・6%減の2359億9100万円、経常損益は24・7%増の35億1600万円で過去最高となった。
収益認識に関する会計基準等の適用で減収だったが、GMS1店舗、SM1店舗を新規出店したほか、主力の食品が堅調で衣料品・住居余暇商品も伸びたことなどで、未適用では1・5%の増収だった。利益面では実質的な増収と販管費の減少などで営業利益は21・1%増の31億2200万円、当期純利益も42・1%増の24億7700万円と、同じく過去最高となった。カテゴリ別の売上高は、食品が既存比1・1%増の1716億2900万円、衣料品が3・3%増の194億9500万円、住居余暇商品が3・8%増の322億8800万円だった。
通期予想では、営業収益は0・9%減の4770億円、営業利益は2・4%増の58億円、経常利益は0・1%増の60億円、当期純利益は1・1%増の28億円で修正はない。