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譲渡制限付株式報酬として自己株式処分 室町ケミカル


週刊経済2022年10月12日発行

総額2340万円

医薬・化学品製造・販売などの室町ケミカル㈱(大牟田市新勝立町、青木淳一社長)は10月14日付で、譲渡制限付株式報酬として自己株式2340万円の処分を実施する。
9月15日開催の取締役会で、取締役および監査等委員である取締役、取締役を兼任しない執行役員、従業員に対する企業価値の持続的な向上を図るインセンティブの付与及び株主との価値共有を目的に、同社の対象役員を対象とする新たな報酬制度として導入を決議したもの。今回の自己株式処分では取締役6人に1万2600株、監査等委員である取締役3人に2850株、取締役を兼務しない執行役員3人に530株、従業員21人に4020株を交付した。処分額は1株1170円、総額は2340万円。譲渡制限期間は2022年10月14日から、同社取締役、執行役、取締役を兼務しない執行役員、使用人、顧問または相談役その他これに準ずる地位のいずれかの地位をも退任または退職した直後の時点まで。
同社は1947年7月設立、資本金1億4300万円。従業員数270人、売上高は56億8109万円(22年5月期)。