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内装仕上工事の福岡県建設業許可を取得 吉次商事


週刊経済2022年10月4日発行

9月にはベッドメイク事業に参入

総合ビルメンテナンス事業を展開する吉次商事㈱(福岡市中央区天神2丁目、吉次正利社長)は、8月9日付で福岡県「内装仕上工事」における建設業許可を取得したほか、9月からホテル向けベッドメイク事業に参入したことを明らかにした。
同社はこれまでオフィスビルおよび医療機関、各種不動産を対象に各種メンテナンス事業を展開してきたが、ビルオーナーおよび委託先から内装リニューアル工事に関するニーズが増えてきたことから、同事業における建設業許可取得に踏み切ったもの。また、同社ではホテルおよび宿泊施設を対象としたベッドメイクサービスを9月から本格的に稼働。現在、ベッドメイキングスタッフ20人体制で対応している。同社では今回の2事業展開に伴い、営業推進グループ、営業管理グループに次いで、新たに「設備工事(リフォーム)部門」、「ホテル事業部門」の2部門を新設。今後、4部門体制でビルメンテナンス事業領域の拡大を目指す方針。
吉次社長は「内装仕上工事については施設老朽化による相談や提案が増えている。そうしたお取引先さまのニーズに対応していきたい。また、ベッドメイクサービスについては現在、福岡都市部で建設中の大型施設の多くはホテル併設型の施設となっているため、そうした将来案件や既存施設に対するサービス領域拡充のツールとして強化していきたい」と話している。
同社は1958年11月に設立、資本金は1千万円。従業員数は130人(パート含む)。