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来年1月、南九州コカ社を吸収合併  コカ・コーラウエスト    他の子会社の合併・分割も


 コカ・コーラウエスト株式会社(福岡市東区箱崎7丁目、吉松民雄社長、以下「コカ・ウエスト社」)は、来年1月1日付で100%子会社の南九州コカ・コーラボトリング株式会社(熊本市、竹森英治社長、以下「南九州コカ社」)を吸収合併する。
 コカ・ウエスト社は、九州、西日本エリアでの競争優位確立、経営基盤強化を目的に今年4月1日付で南九州コカ社を100%子会社化したが、清涼飲料業界では消費者ニーズの多様化や節約志向などの影響から販売チャネルの変化や競合他社との競争激化は続いている。この環境下、機能統合により業務品質や生産性の向上を図ることで、南九州コカ社を100%子会社化した効果の最大化を目指し吸収合併する。合併契約締結は11月25日(予定)。南九州コカ社は解散する。
 また、グループでのベンディング(自動販売機)ビジネスを強化するために100%子会社の西日本ビバレッジ株式会社のカップ自動販売機事業を分割しコカ・ウエスト社に吸収する。さらにコカ・ウエスト社および南九州コカ社の販売機能子会社3社(西日本ビバレッジ、南九州ビバレッジサービス株式会社、株式会社コーナンコーヒー)、販売機器メンテナンス機能子会社2社(コカ・コーラウエスト販売機器サービス株式会社、興南カスタマーサービス株式会社)、製造機能子会社2社(コカ・コーラウエストプロダクツ株式会社、南九州コカ・コーラプロダクツ株式会社)を機能ごとに統合するなど、それぞれ合併および会社分割によりグループ内の機能効率化を進める。コカ・ウエスト社では「今回の合併・会社分割は、当社と100%子会社との合併・会社分割のため、当期以降の連結業績に与える影響は軽微」としている。
 コカ・ウエスト社は1960年12月設立、資本金は152億3100万円、連結売上高は3866億3700万円(2012年12月期)、従業員数は7877人。
 南九州コカ社は1962年8月設立、資本金は1億円、連結売上高は678億8400万円(同)、従業員数は1449人。