NEWS

新業態開発目指しグループ内で合弁会社 イオン九州とウエルシアHD


週刊経済2022年9月27日発行

9月1日付

イオングループのイオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)とウエルシアホールディングス㈱(東京都千代田区、松本忠久社長)は9月1日、新業態の開発と運営を目的とした合弁会社を設立した。
社名はイオンウエルシア九州㈱。本社はイオン九州内に置く。資本金は4億5千万円で出資比率はイオン九州51%、ウエルシアHD49%。社長にイオン九州の安倍俊也成長戦略PTリーダー、副社長にはウエルシア薬局㈱西日本支社西日本営業部の内田悦郎営業統括部長が就任した。
今回の合弁会社設立は、生鮮・惣菜を含めたスーパーマーケット運営に関するイオン九州のノウハウと、調剤薬局を含めたドラッグストアを運営するウエルシアのノウハウを共有し、両社の事業を発展的に融合した新業態の開発と運営を目的としている。今年4月には熊本市北区にモデル店舗として、一部にイオン九州を入れたウエルシア熊本麻生田店を出店しており、今後は福岡エリアで地盤を固め、九州各エリアに展開していくという。
安倍社長は1964年6月28日生まれの58歳。87年大分ジャスコ㈱(現イオン九州)入社、2003年都城店食品統括マネジャー、19年サービスデリ商品部部長、21年9月成長戦略PTリーダー。
同社の役員は次の通り。
▼社長 安倍俊也▼取締役副社長 内田悦郎▼取締役(非常勤) 柴田祐司、松本忠久、難波廣幸▼監査役(非常勤) 赤木正彦、米谷直