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中小規模ビル向けの来訪者予約受付システム 西部電気工業


週刊経済2022年9月21日発行

QRコード活用で受付業務を効率化

情報通信エンジニアリング・西部電気工業㈱(福岡市博多区博多駅東3丁目、熊本敏彦社長)は、主に中小規模ビルを対象とした来訪者予約受付システムの提供を始めた。
名称は「来訪者予約受付システム APOTORO Light」。対象は1社利用の中小規模ビルや工場、病院、公共施設等で、機能は「来訪予約」、「受付管理」、「簡易発券」、「履歴管理」など。事前に受付者が来訪予約をしてQRコードを来訪者へ送信、来訪者は送信されたQRコードをセキュリティゲートにかざすだけで通行できる。また、予約や入退館の状況を一覧で表示し、対象の予約を会社名や来訪者名で検索することも可能。来訪者の入退館時刻も自動的に記録されるため、いつ・誰が入退館したかを紙で記録・保存しておく必要がなくなる。主なメリットとしてセキュリティレベルの強化や入退館履歴管理、受付業務の効率化、入退館が非接触、来訪者のストレス解消などがある。来訪者数の目安は100人程度/日、セキュリティゲート通路数は1~2通路(自動ドア、電気錠2カ所程度も対応可能)、予約機能はイントラネット内アプリインストールから予約。同社では「セキュリティレベルを向上させつつ、受付業務の効率化、ストレスのない来訪者の入退場環境を提供できる」としている。