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春日市で高齢者施設運営事業開始 HYUGA PRIMARY CARE


週刊経済2022年9月13日発行

12月から

在宅訪問調剤薬局「きらり薬局」などを運営するHYUGA PRIMARY CARE㈱(ヒュウガプライマリケア・春日市春日原北町2丁目、黒木哲史社長)は12月から新たに高齢者施設運営事業を開始する。
福岡、関東圏を中心とした調剤薬局38店舗や居宅介護支援事業所4カ所、退院後の生活支援の一環として介護施設を紹介するタイサポ事業、事業運営上の課題解決に向けたICT事業に加え、新規事業として3階建て大型高齢者施設を一括借り上げし、さらなる地域包括ケアシステムを確立する。場所は通称「すぽーつ通り」春日8丁目交差点南側、施設名は「プライマリケアホームひゅうが春日ちくし台」。定員数は102人で、8月31日から入居募集を開始した。同施設では地産地消を重視した食事を提供し、協力医療機関との連携により、同社が定期巡回、随時対応型訪問介護看護サービスを提供する。敷金は12万円。家賃は4万6千円、食費は3食4万3千円のほか、要介護度1~5により管理共益費が異なる。同社では「介護度が高い方や独居、認知症の方も住み慣れた地域で安心して在宅生活を続けることができるよう訪問介護と看護サービスを組み合わせ、24時間365日体制で過不足なく介護サービスを提供していく」と話している。