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減収も株式損益改善で経常益が2・4倍の増益  北九州銀行    通期では増収減益を見込む


 株式会社山口フィナンシャルグループ傘下行の株式会社北九州銀行(北九州市小倉北区堺町1丁目、加藤敏雄頭取)の2013年9月中間期は、経常収益が5・7%減の63億2600万円、経常利益が2・4倍の8億6900万円の減収増益だった。中間純利益は75・9%増の4億9200万円。
 前年同期比に5億800万円計上した貸倒引当金戻入益が今期はなく減収。利益面では、前年同期11億400万円の損失だった株式等関係損益が、市場回復で500万円の利益を計上したことなどで大幅な増益に繋がった。同行では「新しい自己資本比率規制や国際会計基準など、変化する制度に対応し、財務体質や収益力の強化、資金供給の一層の円滑化や金融サービスの充実を図りたい」と話している。
 通期では、経常収益が1・7%増の130億円、経常利益が27・9%減の15億円の増収減益を見込んでいる。