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売上高5・9%増の119億8千万円 鳥越製粉中間期


週刊経済2022年8月30日発行

経常利益は18・6%増

鳥越製粉㈱(福岡市博多区比恵町、鳥越徹社長)の22年12月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比5・9%増の119億8千万円、経常利益は同18・6%増の8億3500万円で増収増益だった。
主力の製粉事業における業務用小麦の出荷数量は減少したが、輸入小麦の政府売渡価格引き上げに伴う製品価格の値上げなどで、同事業の売上高は前年同期比10・2%増と大きく伸び、中間期での連結増収をけん引した。そのほか、食品事業の売上高は同0・9%減だったものの、精麦事業の売上高は、販売価格の上昇などで同3・2%増、飼料事業も価格上昇で売上高は同30・9%増だった。売上の上昇などにより、利益指標も大幅な増益基調となり、四半期純利益は同10・3%増の5億6千万円だった。
通期の見通しでは、売上高は前期比11・5%増の253億円、経常利益は同5・3%増の12億6千万円で増収増益を見込む。