グループ会社のアサヒを吸収合併　コスモ

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週刊経済2022年8月30日発行

９月１日付で

美容器具販売の㈱コスモ（福岡市南区長丘３丁目、貝塚弘幸社長）は９月１日付で、グループ会社で総合美容商社の㈱アサヒ（新潟県長岡市福住２丁目、同社長）を吸収合併する。
両社は㈱コスモホールディングス（福岡市南区長丘３丁目、貝塚英樹社長）のグループで同じ美容ディーラー。アサヒは２０２０年７月に同社の傘下となっており、今回の再編で経営資源の効率的な運用のほか、スケールメリットを生かした顧客の課題解決を図る。コスモを存続会社とし、アサヒは解散。資本金は３３００万円、決算期８月。
コスモホールディングス担当者は「２０１７年１月にホールディングス化していたが管理部門の統合のほか、スケールメリットを生かしきれていなかった。今回の再編で１＋１＝２以上の効果を発揮したい」と話している。
アサヒは１９６３年８月設立。資本金３千万円。２０２１年８月期売上高１３億５２７５万円。従業員数９７人。コスモが展開する自社ブランドの代理店として北信越、東京、北関東エリア向けに美容商品を販売する。コスモは１９８６年９月設立。資本金３３００万円。２０２１年８月期売上高５２億７３９万円。従業員数９９人。「ホリスティックキュアーズ」や「モロッカンオイル」など自社ブランドを展開しており、輸入化粧品や美容機器を美容室やエステサロンなどに販売する。