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マリノアの新ホテルが開業  ホテルマリノアリゾート福岡    式場は4月オープン


 ホテルマリノアリゾート福岡株式会社(福岡市西区小戸2丁目、柳信幸社長)は12月1日、新ホテル(同)を開業した。式場は4月にオープンする。
 場所は商業施設マリノアシティ福岡の北隣。台湾の大手海運航空会社エバーグリーンが運営していた「エバーグリーンマリノアホテル」(2002年8月開業、11年5月に休館)を同社が賃貸、施設内を改装し、新ホテルとして開業した。建築面積は5500平方m。7階建てで延べ床面積1万2000平方m。客室は44部屋。コンセプトは「都市に近い。日常から遠い」で、全室から博多湾や眼下のヨットハーバーを一望できる。客室はコーナーデラックスツイン3室(一部屋4万3000円)、ウィズロフトツイン4室(同3万1000円)、スタンダードツイン37室(同2万7000円)の3種類。初年度年間稼働率の目標は60%。レストラン「ブルシエール」も同時オープンし、ランチ(1200円~3600円)のほか、ディナーも提供する。来年4月からは最上階チャペル、宴会場での婚礼も開始する予定で、婚礼は年間400件を目指す。また、宴会や各種イベントの需要も取り込み、集客率を高める。柳社長は「都市に近く、少し足を伸ばせばいつでもリゾート気分を味わえるホテルを目指したい」と話している。