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産学官交流施設内シェアオフィスの入居企業募集 九州工業大学


週刊経済2022年8月2日発行

月額15万円

国立大学法人九州工業大学(北九州市戸畑区仙水町、三谷康範学長)は7月21日、戸畑キャンパス(同所)のコワーキングスペース内に設置したシェアオフィスへの入居企業の募集を開始した。
5月26日に開所した産学官交流拠点のコワーキングスペース「GYMLABO(ジムラボ)」を通じて、企業の新商品開発、新規事業の実用研究などを共同推進し、学生の教育研究活動の充実を図る狙い。県外企業の活動拠点や、工学系ベンチャー企業などの利用を見込む。シェアオフィスはG、Y、M3室で、1室当たり21㎡の各定員6人。Wi-Fi、ワークデスク、椅子などを完備し、住所利用サービスも無料で、オフィス使用料月額15万円と、年間5万円の施設会員費で利用できる。8月17日が申込締め切りで、面接や審査を経て、9月1日以降に入居できる。入居期間は最低1年間、最長3年まで。同大学では「入居企業には技術課題の解決策に、本学が持つ知識・技術・設備を有効活用してほしい」と話している。