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19・2%増の156億5300万円 福岡市内4百貨店の6月売上高


週刊経済2022年8月2日発行

経常は55・9%減の1800万円

福証Qボード上場で、自動車用アクセサリー部品メーカーの㈱フロンティア(福岡市中央区天神2丁目、山田紀之社長)の2022年11月期中間連結決算は、売上高が前期比18・4%増の7億2500万円、経常利益が同55・9%減の1800万円で増収減益だった。
売上面では、電子玩具販売を主とするOEM/ODM事業において、昨年12月のクリスマス商戦の商品出荷や入学式シーズン、夏休みを見据えた出荷が好調に推移し増収に寄与した。収益面では、自動車用品販売を主とするPB販売事業において、原材料価格の上昇と円安の影響を受けて仕入価格が上昇するなど、苦戦を強いられ減益となった。営業利益は同41・7%減の2400万円、四半期純利益は同50・8%減の1400万円。
通期予想に変更はなく、売上高が前期比11・8%増の18億7500万円、営業利益が同50・5%増の1億2900万円、経常利益が同51・7%増の1億2300万円、当期純利益が同41・6%増の9300万円で増収増益を見込んでいる。
同社は2002年に山口県周南市で「CARフロンティア山田」として創業、03年12月設立。資本金5139万円。従業員14人(21年8月末)。08年5月に現社名に変更し、14年7月に福岡支店(福岡市中央区天神2丁目)を開設。19年4月に本社を福岡に移し周南市の旧本社を山口支店とした。18年7月東京証券取引所「東京プロマーケット」上場(21年10月末廃止)、21年11月福岡証券取引所「Qボード」上場。

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