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熊本県天草市に14階建の分譲マンション トラストライフ


週刊経済2022年8月2日発行

契約単価向上で黒字転換

ソフトウエア開発のメディアファイブ㈱(福岡市中央区薬院1丁目、上野英理也社長)の2022年5月期連結決算は、売上高が前期比17・1%増の17億9900万円、経常利益が3千万円で前期5600万円の赤字から黒字に転換した。
企業のICT投資について業種や規模で偏りはあるものの成長に不可欠な分野での投資需要は継続しており、同社ではITエンジニア育成研修を拡大、優秀な人材を輩出することで新規取引先を獲得。さらに既存取引先において技術に見合った契約単価交渉や戦略的な配置転換を進め増収増益となった。
今後も企業戦略におけるIT投資への意欲は底堅く、高度IT人材不足を背景に、同社は人材への積極投資を実施し、今期売上高は前期比2・8%増の18億4900万円、経常利益は48・7%減の1500万円の増収減益を見込む。河野活次期社長は「人材確保が成長へのカギになる。今期を初年度とした3カ年中期計画を策定し、さらなる企業価値向上を図る」と話している。