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バイオベンチャー支援企業を1社選定 筑邦銀行


週刊経済2022年7月26日発行

福岡市のSENTAN Pharma

㈱筑邦銀行(久留米市諏訪野町、佐藤清一郎頭取)は、バイオベンチャー企業の育成を支援する「ちくぎんバイオベンチャー研究開発大賞」に、㈱SENTAN Pharma(福岡市博多区上川端町、松原正東代表取締役会長)を選定した。
同賞は同行が取り組む地域密着型金融推進計画「創業・新事業支援機能などの強化」として2006年度に創設したもので、今年で12回目。地域産業活性化の貢献を目的にバイオベンチャー企業の育成を支援している。
受賞したSENTAN Pharmaは独自のナノ粒子化・マイクロ粒子化技術を医薬品・健康食品の製造過程に活用することで製品の有効性などを高める加工を提供するベンチャー企業。久留米大学医学部江頭教授の研究成果を基盤に独自開発したナノ粒子化技術、岡田DDS研究所から技術移転したマイクロ粒子化技術をコア技術として保有している。2007年2月設立。受賞企業には賞金50万円を贈呈する。