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約145億円投じ小郡市小郡に物流施設 東京の日本GLP


週刊経済2022年7月26日発行

来年11月完成予定

物流不動産事業の日本GLP㈱(東京都港区、帖佐義之社長)は7月13日、小郡市小郡の物流施設建設に着手した。投資額は約145億円で、完成は来年11月を予定。
福岡県内における物流施設は2カ所目。長崎自動車道「鳥栖IC」から北東へ約2・7㎞に位置する利便性を生かし九州地方における広域配送の拠点としての強みを生かす。場所は「小郡市立大原中学校」西側。敷地面積は4万3千㎡、建物は鉄骨造り4階建てで延べ床面積は9万1千㎡。最大8テナントが入るマルチテナント型となっている。3階につながるスロープにより1・2階、3・4階の組み合わせの2層使いが可能となるほか、各区画に荷物用エレベーターと垂直搬送機を設置し効率的なフロアオペレーションを目指す。雇用環境への配慮として同社初となる外から直接アクセス可能な半屋外型のウッドデッキを設け、休憩スペースやコミュニケーションの場を提供する。
同社は2009年3月設立。資本金、決算期は非公開。従業員数約240人。