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春の勲章で「旭日単光章」を受章 ムライケミカルパックの村井社長
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週刊経済2022年7月12日発行
本社で伝達式
特殊塗料製造のムライケミカルパック㈱(久留米市藤山町)の村井正隆(むらい・まさたか)社長は、令和4年春の勲章で「旭日単光章」を受章した。
各分野において顕著な功績があった者に授与されもので今年度春の旭日章には99人が受章。そのうち単光章48人。九州は6人が受章し福岡は2人だった。村井正隆氏は三井郡(現久留米市)北野町出身。1944年3月31日生まれの78歳。ニューポート大学院卒。67年にタイヤ用剥離性の塗料メーカーとして同社を創業。老朽化した屋根や外壁の強化に特化した断熱塗料「ケミカルカチオンパック工法」で施工実績を伸ばしている。2020年には経産省の「はばたく中小企業小規模事業者300社」に選出され、今年創業55周年を迎えた。
6月16日、九州経済産業局の後藤雄三局長ら5人が同社を訪れ、勲章・勲記の伝達が執り行われ、懇談後、主力製品の説明や工場案内を実施。村井社長は「大変光栄なこと。今回の受章を励みに、人々の役に立てるよう精進していく」と話した。