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福岡―札幌線を新規就航 AIRDO


週刊経済2022年7月12日発行

10月2日までの夏季ダイヤ期間に

北海道を拠点とする地域航空会社・㈱AIRDO(札幌市中央区北1条西2丁目、草野晋社長)は7月1日、福岡―札幌(新千歳)線を新規就航した。運航期間は夏季ダイヤ期間の10月2日まで。
九州への定期便としての運航は今回が初めて。使用機材はボーイング737-700型機で座席数は144席。1日1往復2便体制で運航し、観光、ビジネス両面での利用拡大を目指す。運航ダイヤは7月1日から8月4日、8月16日から10月2日までは新千歳・午前9時35分発、正午に福岡着。福岡・午後12時35分発、同2時55分に新千歳着。8月5日から15日は新千歳・午前10時発、福岡着が午後0時25分。福岡発は午後1時発、新千歳着は同3時20分。全日空とのコードシェア便となる。
福岡出発便に合わせ、福岡空港国内線ターミナルで開かれた記念式典には、福岡空港事務所の野村伸一空港長、福岡県空港対策局の井上健二局長、福岡市港湾局の井口宏樹局長、福岡国際空港㈱の永竿哲哉社長、全日空福岡空港支店の坂爪浩支店長らが出席。テープカットで就航を祝ったほか、搭乗客全員に記念品が配られた。
主催者を代表し、あいさつした手嶋通晴副社長は「札幌―福岡線は当社にとって11番目の路線で、九州エリアでは初の定期便となる。コロナ禍で厳しい状況が続く中、再成長への道筋をつけていきたい。九州と北海道との活発な交流を支援する路線を目指したい」と述べ、来賓代表の野村福岡空港長は「航空需要が着実に戻りつつある中、札幌―福岡線の就航は本当にうれしい」と祝辞を述べた。