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3年ぶり夏越祭りを開催 筥崎宮


週刊経済2022年6月21日発行

7月30、31日

日本三大八幡の筥崎宮(福岡市東区箱崎1丁目、田村邦明宮司)は7月30日と31日の2日間、同所で「夏越祭り(なごしまつり)」を開催する。
7月の最終日曜日と前日にある恒例行事で、2日間で10万人を動員する祭祀だが、コロナ禍により2年連続中止。今年3年ぶり33回目の開催になる。同祭は日常生活で知らず知らずのうちに犯した、罪穢(つみけがれ)を祓い清め、暑い夏を健康で乗り切れるように祈りをこめた「暑気払い」の祭り。境内では茅草(かやくさ)で作られた「茅の輪」を桜門前に据え、輪をくぐることで半年間の罪穢を祓う茅の輪くぐりや、神職の奉仕による千度祓いを行い、参道では一般企業や福祉作業所ら約50店が飲食店など出店し、イベントを開催する。30日は午後4時~午後10時。31日は正午~午後9時まで。同宮では「感染対策を施し、安心して祭りが催行できるよう準備していく。また、福岡三大祭りの一つ、放生会も現在開催概要を詰めている。7月には公式発表できるだろう」と話している。