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3階建て新庁舎建設工事事業者を公募 鞍手町


週刊経済2022年6月14日発行

予算額は約34億7600万円

鞍手町(岡﨑邦博町長)は6月1日、同町新庁舎建て替えに伴う建設工事事業者を対象に指名競争入札による募集を始めた。
現庁舎の一部の棟が築64年と老朽化していることに加え、耐震性能における不安、多様化する行政ニーズに対する組織を見直すなど庁舎機能を一新。地域コミュニティの拠点および防災拠点、新たな行政サービス拠点とするのが目的。場所は鞍手町文化体育館総合施設内の北側用地、鞍手町歴史民俗博物館の北隣。
敷地面積は庁舎建設地が約1万4千㎡、追加利活用エリアが約7千㎡の計約2万1千㎡。新庁舎の建築面積は2425㎡、延べ床面積5357㎡の鉄骨造3階建て。同工事内容は新庁舎建設工事および車庫棟(面積330㎡)建設工事、外構工事、(仮称)博物館別館(増設面積625㎡)建設工事などで、予算額は34億7599万円(2022年・23年度継続費総額)。なお、新庁舎1階フロアには多目的ホールほか、住民および環境、税務、保険、福祉、健康、子育て関係部署の窓口などを配置。2階フロアには産業振興、都市整備、上下水道、管財、教育などの事業関係部署を配置するほか、健康増進室(スタジオスペース)売店、多目的室など。3階フロアは町長室、副町長室などの庁舎ゾーンと議場および委員会室などの議会ゾーンを設ける計画。
各種資料の提出期間は今年6月24日まで。7月1日に参加資格審査を行い、8月5日に入札を実施(予定)。8月19日の仮契約締結、9月中旬に本契約を締結する方針。造成工事は12月頃の着工、完成は2023年10月頃を予定している。