NEWS
広島市安佐南区古市2丁目に投資用アパート 愛和
Tag:
週刊経済2022年6月14日発行
広島進出の一棟目
投資用アパート1棟売りの㈱愛和(福岡市博多区綱場町、阿部大輔社長)は、広島市の北側に位置する安佐南区古市2丁目に3階建て木造アパートを建設している。
広島進出の一棟目として、同社が展開するコンセプトアパートを建設しているもの。場所は広島高速交通アストラムライン・古市駅の南西側で、久保山神社南西の住宅地の一画。敷地面積は128㎡で、延べ床面積は211㎡。居室は二人暮らしが可能なロフト付1LDK6戸で、専有面積は30㎡と31㎡が3戸ずつ。名称は「パティーナ(Patina)古市」で、完成は8月の見込み。
居住者の趣味・嗜好に合わせて開発したコンセプトアパートで、ニューヨーク州ブルックリンの街並みをイメージした「ブルックリンプラン」。インテリアにこだわる20~30歳代が主なターゲットで、居室の壁にレンガ調のクロス、天井には木目調のクロスを採用。ロフトや常設階段の手すりもダークブラウンに統一している。広島市ではこのほか西区観音本町1丁目に用地を取得し、コンセプトアパート2棟の建設を計画している。
同社は87年10月設立で、資本金は1千万円。21年11月期の売上高は20億8200万円で、経常利益は6千万円。従業員は37人。