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航空貨物取扱量が4年連続で過去最高 北九州市


週刊経済2022年6月14日発行

1・4倍増の2万1819トン

北九州は、北九州空港における21年度の貨物取扱量が2万1819トンとなり、昨年に引き続き、過去最高を更新したことを発表した。
17年度から4年連続で貨物取扱量の過去最高を更新し、現在、20年度比1・4倍に増加した。うち国際貨物が約9割の1万9605トン、国内貨物が約1割の2214トンとなっている。高まる貨物需要に対応するため、大韓航空の国際貨物定期便が、20年12月に週3便、21年11月には4便に増便されたことで、輸送サービスが強化され、荷主企業の利便性が向上した。また21年11月にシーアンドエア輸送による人工衛星の輸入を実施したことなどから、国際貨物の取り扱いが増加したとみられる。
港湾空港局空港企画部空港企画課は「九州・西中国は、半導体関連製品・電子機器・産業機械・自動車関連部品など今後さらに需要を増す産業・企業が数多く立地しており、こうした貨物需要を北九州空港で取り込み、荷主企業の輸送効率を高めることで地元経済の発展や国際競争力の強化につなげていく」と話している。