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21年度売買高は前年度比26%減 福岡証券取引所


週刊経済2022年6月14日発行

新規上場は5社

福岡証券取引所(福岡市中央区天神2丁目、長宣也理事長)の2021年度の売買高は、前年度比26・0%減の1392万6903株、売買代金は同36・5%減の129億531万円だった。
市場別では、本則市場の売買高が同25・1%減の830万株、売買代金が同20・6%減の78億3900万円、Q‐Board市場の売買高が同27・4%減の562万6千株、売買代金が同51・5%減の50億6600万円といずれも減少した。収支決算の状況は、収入が有価証券上場手数料等、上場賦課金の増加などで同13・6%増の2億4125万円、支出は人件費や運営費の増加により同13・8%増の2億3699万円となった。
21年度の新規上場は、メディア総研㈱(福岡市)、㈱Geolocation Technology(静岡県三島市)、ヤマエグループホールディングス㈱(福岡市)、㈱おきなわフィナンシャルグループ(那覇市)、㈱フロンティア(福岡市)の5社(前年度は0社)。ヤマエグループHD、おきなわフィナンシャルグループはテクニカル上場。上場企業数は本則市場90社、Q‐Board市場18社の計108社となっている。