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DX支援に特化した開発拠点を本格稼働 東京のEY Japan


週刊経済2022年6月7日発行

IT企業の参加型コミュニティを発足

国際会計事務所グループのEY Japan㈱(以下EY、東京都千代田区、貴田守亮チェアパーソン兼CEO)は5月30日、DX支援に特化した開発拠点「EYデジタルハブ福岡」(以下EYDH福岡、福岡市中央区天神2丁目)を本格稼働した。
IT人材を確保し、EYグループの各デジタルプロジェクトの構想から実現までの迅速化を図ることなどを目的として昨年10月に同拠点を開設していた。今回、EYや地域のIT企業の密なコミュニケーションを推進するための参加型コミュニティ「EYデジタルハブ パートナー会」を発足したことで、本格稼働する。パートナー会では、メンバー同士でITビジネスに関する情報交換やEYDH福岡が推進するデジタル案件や九州、福岡を拠点とする国内外の案件紹介、勉強会の開催など実施する。
また、EYDH福岡では、各種情報システムの開発、ITコンサルティングを手掛ける㈱福岡情報ビジネスセンター(福岡市博多区、武藤元美社長)と連携し、同社がパートナー会の事務局代表として運営に携わる。パートナー会は数社からスタートしており、EYとパートナー企業合わせたIT人材を初年度70人、3年後に500人体制まで拡大を目指す。