NEWS

完成が下期に集中し売上高は23・6%減の125億6300万円 大英産業中間期


週刊経済2022年6月7日発行

通期は計画通り増収増益へ

地場マンションデベロッパー大手の大英産業㈱(北九州市八幡西区下上津役4丁目、大園信社長)の2022年9月期(21年10月~22年3月期)連結中間決算は、売上高が前期比23・6%減の125億6300万円、経常損益が3億8200万円の損失(前期は7億9千万円の利益)となった。
主力のマンション事業では、完成在庫の販売が主で完成物件が第4四半期に集中していることに加え、住宅事業も不動産の買取再販事業や戸建て賃貸事業が伸ばすものの建築中の案件が多く、全体的に引き渡しが第3四半期以降に集中することから、売上、利益とも減少。しかし契約や受注物件の数は計画通り推移していることから、通期見込みは変更せず、売上高は前期比11・8%増の354億5800万円、営業利益は同17・2%増の10億7100万円、経常利益が同12・6%増の8億8200万円、純利益が同10・9%増の5億6900万円で増収増益を見込んでいる。