西九州新幹線の運賃・特急料金を認可　国土交通省

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週刊経済2022年6月7日発行

博多―長崎間は５２５０円に

国土交通省は５月２７日、９月２３日に開業する西九州新幹線の運賃・特急料金を認可、九州運輸局の河原畑徹社長がＪＲ九州の古宮洋二社長に認可書を手渡した。
運賃・特急料金は４月２７日付でＪＲ九州から国に申請があったもの。当初の申請通りの認可となった。博多から在来線特急リレーかもめを乗り継ぎ、武雄温泉駅から新幹線かもめを乗り継いだ際の運賃は、博多―長崎間が現在よりも４６０円高い５５２０円、諫早間は４１０円高い４７４０円。新駅として開業する博多―新大村間は４３８０円、嬉野温泉間は３７１０円となる。
また、ＪＲ九州は近距離利用の促進を図るため、近距離間の自由席特急料金を九州新幹線と同額の低廉な料金に設定（一駅間の自由席特急料金は８７０円）。武雄温泉―嬉野温泉間は１１５０円、嬉野温泉―新大村間は１３５０円、新大村―諫早間は１１５０円、諫早―長崎間は１３５０円となっている。