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営業経費や不良債権の処理費用増で減益 筑邦銀行22年3月期


週刊経済2022年5月24日発行

経常収益は172億6800万円

㈱筑邦銀行(久留米市諏訪野町、佐藤清一郎頭取)の22年3月期連結決算は、売上高に相当する経常収益が前年比2・2%減の172億6800万円、経常利益が同38・3%減の10億7500万円で、減収減益となった。
役務取引等収益が増加したものの、貸出金利息や有価証券利息の減少により資金運用収益が減少したことなどから減収。利益面では営業経費や不良債権の処理費用が増加したことで減益となった。当期純利益は51・8%減の5億6300万円。売り上げの大半を占める銀行ベースでは、経常利益が35・5%減の9億3千万円の減益だった。
今期の経常収益は前年比1・2%減の170億6千万円、経常利益は同2・2%増の11億円、当期純利益は24・1%増の7億円の減収減益を見込んでいる。